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freeze



「ところで神崎さん、いえ玲さんと呼ばせていただくわ。玲さんのアリスは何ですの?」


正田さん(いやスミレちゃんと呼ぼう)改めスミレちゃんが聞いてくる。


『私は…氷のアリスだよ』


「氷!?なんや、棗と正反対やんけ!棗は炎のアリスなんや。…あ、じゃあ玲ちゃんも危険能力系なん!?」


その言葉に棗くんがピクリと反応したような気がした。


『正反対?…そうだね、温かいの反対は冷たいだもんね』


小さな声で言ったから、今の呟きは多分誰にも聞こえていないと思う。


『…私は潜在能力系だよ。造形魔法しか使えないから攻撃とか一切出来ないし』


そう言うと皆安心しきった顔になる。




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あきゅろす。
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