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戯れ歌狂詩曲(ラプソディー)

「はぁ〜…やっと着いた」

重い荷物を抱えながら倉庫の前で息を整える

ドサッと荷物を降ろすと、その衝撃で少し空気がブアッと舞う

「てか重いよ〜何で女にこんな重い荷物持たせるのぉ!?」

ぶつぶつと愚痴をこぼしていると

「おい舞!!まだ残ってんぞ!!」

「はーい!!ただいま参りまぁす!!」

大声で返事をし、少しズレた眼鏡を掛けなおし、再び来た場所に戻る





「あぁ〜重いよ〜」

何かが入った箱を何段も積み重ねているため、前が見えない

足元と気配だけで歩いているようなものだ

「(誰ともぶつかりませんように…)」

祈っていたのも束の間





ドンッ




誰かにぶつかった

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