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戯れ歌狂詩曲(ラプソディー)

第七師団の船は人目がつかない場所に静かに着陸した


「あんまり揺れませんでしたね」

「運転上手だからね」

「まぁそうしないとね」


「さて…と」

神威は傘を片手に船を降りた

「団長、どこ行くんだ」

阿伏兎があわてて止める

「鳳仙の旦那に会いに行くんだよ、ダメ?」

「アンタ人の話聞いてたか?普通に行ったら怪しまれるだろ」

「大丈夫でしょ?鳳仙だって春雨の一員なんだから」

「駆け引きの道具がいるだろうが」

「そうですよ」

云業が一枚の写真を見せる

「この子連れてけばいいんでしょ?簡単じゃん」

「アンタ1人じゃ騒ぎになるから俺達も行くんだ」

「はいはい」

適当に神威は返事をして歩き出した

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