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戯れ歌狂詩曲(ラプソディー)

宇宙船から降りてきた男は睨みつけてくる天人をものともせず、歩き続け、やがて幹部達と話し始めた

「なんかものともしませんでしたね」

「へぇ〜得体の知れない星でも強そうな奴がいるんだね」

「はぁ〜また始まったよ、うちの団長の病気が」

やれやれとため息をつき、阿伏兎は神威を鉄柵から引きずり下ろした

「間違っても客人に手出すなよ」

「分かってるよ」


「…舞?」

「んっ?」

アスターに呼ばれて舞は我に返った

「どうしましたか?」

「んっ、いや何でもない…」

「それより先程來様から連絡がありました」

「団長が?」

「あの鬼兵隊という輩が至急応援を要求したらしいです」

「へぇ〜」

「行きますか?」

「…いいや、私どっちかって言ったら戦闘向けじゃないし。アスターは?」

「私は今回は来るな、と來様に言われました」

「どうして?」

「來様は、鬼兵隊が嫌いらしいです」

「…団長でも嫌いなものってあるんだ」

舞は多少驚いた

「はい…そして…久々に血が騒いだと」

「えっ…それってやばいんじゃ…」

「そうですね…精神破壊者(スピリットデストロイヤー)と呼ばれていますから相当面白いものを見つけたのかと…壊すみたいですよ」

「…いいんですか?そんな事して…」

「ヒトが動ける最低限の機能は残しておくと…」

「ハハッ…」

舞とアスターが話し込んでいると神威が呼ぶ声がしたので、2人はその声に向かって駆けていった

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あきゅろす。
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