戯れ歌狂詩曲(ラプソディー)
8
それから立ち去ろうとしたら、呼びとめられた
「…あの…」
「……」
「ど…どうかしましたか?」
舞の顔をただじーっと見つめてくる神威
「ねぇ舞ちゃんさぁ…」
「はい…」
「眼鏡外した方が可愛くない?」
「えっ!?」
「ほら」
「あっ!!」
ヒョイッと神威は舞から眼鏡を外した
「ちょ…返して下さい!!」
「え〜」
「私それないとほとんど何も見えないんです!!」
「だったらコンタクトとかすればいいじゃん」
「えっ…?」
「俺舞の裸眼好きだし」
「…!!」
神威に言われた言葉に顔を赤くする舞
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