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3Zだよっ!!全員集合ォォォ!!
10
「じゃあ萩原ー」


「はい…」


呼ばれてぎこちなく歩く綾香


「お前はまあまあだな、よくもなく悪くもない」


「どうも…」


「まぁ推薦はいけんじゃねーか?部活でそれなりに成績とれてるしな」


「はい」



綾香の成績は平均より2、3点高めだった


ただ保健のテストはクラス内1位だった



「じゃあ最後、冷泉院」


「はいよ」


スタスタと教卓に近付くいぶき


「お前…鬼才か?」


「えっ?」


「先生こんな点数始めて見たぞ…











オール100点なんて…」




『えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!?』



オール100点という点数を聞き、クラス内に叫び声が響き渡る




「別に、うち前いた学校それが普通だったし…」


『うそぉぉぉぉぉぉぉぉ!!?』



「…で…今回はいぶきが一位」


「はいよ」



テストを受け取り、スタスタと自分の席に戻るいぶき


自分の席に戻ると隣の席の刹那が声を掛けた


「いぶきすごいね!!オール100点なんて!!」


「別に」


「もー何でそんな無愛想なの?もっと素直に喜ぼうよ!!」


「…前いた学校100点とらないと邪魔者扱いされてたんだよ。それに親がうるせーし」


「……」



なんだか聞いてはいけないことを聞いてしまったような刹那はこれ以上聞くことはなかった











そんなわけで波乱万丈だったテストも終わり、いよいよ夏休み









夏休み編はカットで!!











※本当にすいませんでした

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あきゅろす。
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