白百合の憂い 二部
2
こつこつ…
誰だ?
誰か近づいてくる
つか、家の中を靴で歩くなよ
アメリカ人?
ここ日本よ?
ディスイズジャパン!!
『銀…』
誰だよ、起こすなっての
眠ぃんだよ、俺は
「んだよ…新八…起こすなよ」
『私新八じゃないよ』
「私…?あぁ…じゃあ神楽か?」
『神楽でもないし、銀いい加減起きたら?』
誰かが俺のほっぺたを突いてくる
「…ってぇな」
『銀…いい加減起きないと、ちゅーするよ?』
「っ!?」
ちゅー!?
冗談じゃねぇ!!
「新八、お前いつからホモに…」
俺はがばっと起き上り、すぐに目を見開いた
そこには
『やっと起きた』
「……」
懐かしい姿の
刹那がいた
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