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白百合の憂い 二部
7
「刹那っ!!」
急いで戻れば万斉が刹那の看病をしていた
刹那が眠るベッドに近づいて顔を見ると、高熱のせいで赤くなっていた
「刹那…!!刹那…!!」
手を握って縋り付いてひたすら名前を呼んだ
それを見て万斉が部屋を出て行った
「刹那…」
もう何度名前を呼んだだろう
そんなに時間はたっていないと思う
だけどやたらと過ぎたような気もする
やっと刹那は目を開けた
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