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白百合の憂い 二部

「いいんだヨ、アイツもそろそろ乳離れしなきゃいけないんだから。奴には親がいない私達が立派な大人に育てなきゃいけないネ」

神楽の提案に戸惑い気味な新八


ガチャン

電話が置かれる音が響き、銀時が玄関へ向かう

「おーう、俺ちょっくら出るわ」

「!!あっ、ちょっとどこ行くんですか!?」

「仕事〜お客さんの相手は頼んだぞ」

「ウソつけェェェ!!自分だけ逃げるつもりだろ!!」

新八の言葉を無視して銀時は家から出ていってしまった

それにイラッときた2人は


ドンッ


「いちご牛乳でございます!!」


ついに秘密兵器『いちご牛乳』を差し出した


エリザベスは覗き込むと



『エリザベス、武士は質素で素朴なものを食していればよい。いちご牛乳だパフェだ、甘ったれた軟弱なものを食していたら身体だけじゃなく心まで堕落してしまうぞ』


何を思い出したのか、急に泣き出した


「泣いたァァ!!やったァァァそんなに好きなの!?」

「グッジョブアル、新八よくやったネ!!」

「…アレ?やったのかコレ」

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