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白百合の憂い 二部

刹那が止めるよりも早く、万斉は入ってきた


万斉は刹那が苦しんでいるところを見て、すぐに駆け寄ってきた


「刹那殿!?どうしたでござるか!?」


「はっ、はっ…!!」


「過呼吸…!?」


「うぅっ…あ゛あっ…!!」


「大丈夫か?…すぐ晋助を…」


「っ!!」


部屋を出て高杉を呼びに行こうとする万斉の服の裾を掴んだ


「!?」


「まっ…て…!!」


「何を…」



「高…には…言わないで…!!」

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あきゅろす。
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