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白百合の憂い 二部

「イヤアァァァァァァ!!」

甲高い声を上げた刹那に高杉は駆け寄り、抱きしめた


「刹那…!!」

「あっ…た、か…」


「来島」

「!?」

高杉の低い声が部屋に響く


「刹那に何した?」

「えっ…」

「応えろ、何した?」

「し、晋助様の…野望に…邪魔で…喝を…」

「殺そうとしたのか?」

「そ、それは…」

高杉の殺気を感じた刹那は慌てて止めた

「高、やめて」

「!!」

「違うの、また子ちゃん悪くないから…」

「……」

「私がいけないの…!!高の言うことちゃんと聞かないから…!!だから責めないで…殺さないで…!!






これ以上誰も死んでほしくないっ…!!」

高杉の腕の中で泣きながら悲願する刹那に高杉はため息をついて頭を撫でた

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あきゅろす。
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