[
携帯モード]
[
URL送信]
白百合の憂い 二部
4
『ねぇ』
「!!」
ここ…どこ?
私は…確かまた子ちゃんと鬼兵隊の人達から攻撃を受けてたはずじゃ
『ようやくこれたんだね、龍星優莉』
「!?」
ドロドロと私の腹から血が溢れる
背中や肩からも生ぬるさを感じた
それは私が攘夷戦争の時、最後に斬られた傷と先程斬られた傷だった
血が溢れるのに対し、私は痛みを感じなかった
血の水溜りができてそこから血色の人が現れた
[*前へ]
[次へ#]
[戻る]
[
小説ナビ
|
小説大賞
]
無料HPエムペ!