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白百合の憂い 二部

『ねぇ』

「!!」



ここ…どこ?



私は…確かまた子ちゃんと鬼兵隊の人達から攻撃を受けてたはずじゃ




『ようやくこれたんだね、龍星優莉』

「!?」


ドロドロと私の腹から血が溢れる


背中や肩からも生ぬるさを感じた


それは私が攘夷戦争の時、最後に斬られた傷と先程斬られた傷だった



血が溢れるのに対し、私は痛みを感じなかった


血の水溜りができてそこから血色の人が現れた

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あきゅろす。
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