白百合の憂い 二部
8
刹那がみんなの為にご飯を作っているところを偶然また子が通りかかった
「アイツ…晋助様の…」
あの時見せた顔とは違い、笑顔を振りまいて楽しそうに話している
周りにいる奴らも楽しそうな顔をしている
『今更世界壊して何になるの?得られるものなんか何もないでしょ?それは高が一番わかってることでしょ?』
「なんで…」
何であんな奴に人が集まる?
そいつは戦いを拒んだ奴ッスよ
何も知らないくせに
現在(いま)の鬼兵隊を率いるな
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