白百合の憂い 二部
6
「高…!?」
いつもと違う高杉に脅える刹那
何もできないでいると、高杉は刹那を壁に押し付け、両腕を押さえ付けた
「っ!!」
「刹那」
「…?」
「もう俺を愛してないのか?」
「…違う…違うよ…!!」
「じゃあなんだってんだ?」
「い、今の…高…怖い…!!怖いの…!!」
「……」
「嫌なの…今の…高…愛せないの…!!」
瞬間
高杉は刹那の腕を押さえる力を強めた
「い、たい…!!」
「刹那、俺から離れるのは許さねぇ」
「…ちが」
「言い訳なんざ聞きたくねぇよ」
「っ!!」
「お前は俺のものだ」
[*前へ][次へ#]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!