白百合の憂い 二部
9
それから夜までの間
刹那の料理は好評でたくさんのおかわりをもらった
刹那は大変だがとても楽しそうに笑顔を振りまいて、応じた
「何やってんの〜?」
そこへ來が現れた
一瞬空気が冷たくなったが、刹那の声でまた明るくなった
「君も鬼兵隊なの?」
「ん?そーだよ」
「へぇ〜可愛いね」
「ありがと♪ね、僕ももらっていい?」
「いいよ」
「僕は剥離來だよ、よろしくね」
「私は刹那、月光刹那。よろしくね、来君」
これが彼女の破滅へのカウントダウンの始まりだった
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