白百合の憂い 二部
6
それから何をするわけでもなく、ぼーっとしていた
「…何かしようかな」
立ち上がった瞬間、刹那の腹の虫が鳴った
「お腹空いた…どっか料理できるとこないかな」
そっと部屋のドアを開けた
「…あれ?」
彼女は驚いて部屋から出て戸を閉めた
「随分頑丈な作りになったんだなー、…と…台所捜そ」
少しの冒険心から刹那は船の中を歩きだした
「…あれ?どこ?」
歩き出してから数十分後
刹那は完全に迷子になってしまった
「どこだろ〜…あっ」
前から鬼兵隊であろう2人が歩いてきた
「聞いてみよ」
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