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白百合の憂い 二部

「てめぇ春雨の一味か」

そこで高杉は來が只者ではない事を再認識した

「実はさーこっちでさ、春雨がね、麻薬売りさばいてた事があるんだよ」

「転生郷か…」

「へぇ〜ご存じなんだね」

「江戸の情報は大体入ってくるからな」

「流石♪まぁ僕は商売云々どうでもいいんだけどさ〜あれから元老(うえ)が煩くてね、潰したのがたった2人の侍なんだって」

「2人…」

「1人は桂、もう1人は銀髪頭の侍」

「…ほォ」

「あっ知ってる顔だね」

「そいつら斬ればいいのか?」

「まぁそんなとこ〜」

「面白そうだな…」

高杉は喉を鳴らして笑った

「おもしれぇ…春雨とは前から組みてぇと思ってたところだ…いい話が聞けた」

「えへへっどうも。後は春雨に直接話してみてよ、僕だけがいいってわけにはいかないからさ。話し上手な奴送り込めば上手く転がせるんじゃない?元老(うえ)には僕が言ってあげるからさ〜」

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あきゅろす。
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