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白百合の憂い 二部

『う゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!』

女の叫び声と共に似蔵と銀時が落ちてきた


「銀さん!!」

銀時は紅桜のコードに縛られ気絶しており、似蔵は完全に紅桜に飲みこまれ、自我を失っていた

「なっ…なにィィィ!?なっ…なんスかこりゃああ!!」

また子と武市も似蔵の変わり果てた姿に驚愕した

「…似蔵さん?」

武市が呼びかけたと同時に



ゴッ



似蔵は武市を殴り飛ばした

「だからこういうの苦手なんだってば」

武市は頭を強打し、気絶した

「先輩ィィィ!!似蔵ォォ貴様乱心したっスかぁ!!」

また子が叫んでも似蔵は睨みつけるだけで反応を示さない

「意識が…まさか紅桜に!!チッ!!嫌な予感が的中したッス!!止まれェ似蔵ォ!!」

ドンドンとまた子は銃を連射する

「!!」

しかし歯がたたず、伸びたコードに身体を叩きつけられまた子も意識を失った

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