白百合の憂い 二部
1
『う゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!』
女の叫び声と共に似蔵と銀時が落ちてきた
「銀さん!!」
銀時は紅桜のコードに縛られ気絶しており、似蔵は完全に紅桜に飲みこまれ、自我を失っていた
「なっ…なにィィィ!?なっ…なんスかこりゃああ!!」
また子と武市も似蔵の変わり果てた姿に驚愕した
「…似蔵さん?」
武市が呼びかけたと同時に
ゴッ
似蔵は武市を殴り飛ばした
「だからこういうの苦手なんだってば」
武市は頭を強打し、気絶した
「先輩ィィィ!!似蔵ォォ貴様乱心したっスかぁ!!」
また子が叫んでも似蔵は睨みつけるだけで反応を示さない
「意識が…まさか紅桜に!!チッ!!嫌な予感が的中したッス!!止まれェ似蔵ォ!!」
ドンドンとまた子は銃を連射する
「!!」
しかし歯がたたず、伸びたコードに身体を叩きつけられまた子も意識を失った
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