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黒蝶乱舞

「この国の害虫、天人と協和しようとする組織と一部では有名だぞ」

「だから何だ?」

「…お前はこの世界が憎いとは思わんのか?」

「……」

「かつて死神と恐れられたお前が…こんなにも呑気に暮らしているとは…聞いてあきれる」



ドスッ



目にも止まらぬ速さでいぶきは刀を鞘から抜き出し、桂の前に突き刺した


「私はお前らとは違う、歩く道が違う、見るものが違う…私は…本当にほしかったものと護りたいものが出来たから」


「…そうか」


「それに…壊そうとも思わない…少なくとも…アイツようには」

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あきゅろす。
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