黒蝶乱舞 6 「誘拐ねェ…」 「そことそことそこにいるだろ?実力者達」 いぶきが親指で後ろを指すと、幹部3人が武器を構えながら出てきた 「流石ですね」 「恐れ入ったでござる」 「死神…伊達じゃないっスね」 「お前さぁ、私が気付かないとでも思った?」 「いいや」 「ついでに」 「?」 「お前らも出てこい、いるの分かってんぞ」 いぶきが一言言うと また子、万斉、武市の後ろに武器を構えた男2人、女1人が姿を現した 「おーいおい、姐さんに手ェ出すとはいい度胸してんじゃねーか」 「いぶき傷つけたら許さないからね〜」 「ガキだからって甘く見るな、紅い弾丸」 そいつらはいぶきの仲間、雄弥、尚、小夜だった [*前へ][次へ#] [戻る] |