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白百合の憂い 一部

医療道具を取りに行った後、優莉と五郎は銀時を布団に寝かせ、治療を始めた

「ちょっと我慢して」

優莉は銀時の右腕を少し持ち上げ、力を入れた

「…ってぇ」

少し力を入れただけで銀時の腕には激痛がはしる

「あーっ…イッちゃんてんな、これ…折れてる」

「マジかよ…」

「さっき止血はしたけど、とりあえずしばらくは安静だね」

「そうか…」

「治るまでかなりかかるかもしれない…」

「分かった…」

それから優莉はテキパキと包帯を巻いて、首に三角に切った布を巻いて、腕を吊るすようにした

「よし!!これで大体大丈夫かな」

「ありがとな」

「いいえ。じゃあ私他の人達も見てくるから」

そう言って優莉は部屋を出て行った

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