[通常モード] [URL送信]

白百合の憂い 一部

「なぁヅラ」

「ヅラじゃない、桂だ」

「高杉…優莉に惚れてるよな」

「…そうだな、あそこまで優莉のことを心配してるからな」

「優莉も…そうだよな」

「…そうだな」

「俺も優莉のこと好きだったんだけどな〜」

「俺だってそうだ、惚れないほうがおかしい」

「でもアイツにはかなわねーや」

「…いつ気づくのか、互いに」

「あー確かに、どっちも言い出せないままだったらやべーよな」

「でも…そのうちどちらかが言い出すだろう」

「そうだな…俺は優莉の幸せを祈る」

「…俺もそうすることにしよう」

[*前へ]

8/8ページ

[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!