白百合の憂い 一部 7 高杉が言った言葉の意味がよく分からない2人は首を傾げた 「百合は汚れない、白いままが美しい…優莉にはそうあってほしいんだよ…」 「…なるほどな」 「百合は白いままで、か…」 「今日優莉の事怒鳴っちまった」 「聞こえた、かなり大声だったな」 「情けねぇな…俺は」 「でも優莉もわかってくれるだろ」 「お前は昔から不器用だからな」 「うるせぇ」 高杉は少し赤くなってそっぽを向いた 「さてと、じゃあ俺もう寝るわ」 「俺もだ」 「じゃあな」 銀時と桂は高杉の部屋から去っていった [*前へ][次へ#] [戻る] |