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白百合の憂い 一部

「高…待って…!!」

部屋を出て行ってしまった高杉を優莉は追いかけた

廊下の途中で追いつき、高杉の腕を掴んだ

「高…何で反対するの?」

「…さっきも言っただろ、戦場で迷いがあるやつは足手まといになるだけだ」

「ならないよ…!!お願い…私も戦いたいの…!!」

「待ってろって言ってるだろ」

「私だって…ホントは戦いたいんだよ…!!毎日仲間が死んでいって…黙って見てられないんだよ…!!」

「……」

高杉は優莉の方は向かず、ただ黙って優莉の言葉をきいていた

「…女だから…ダメなの?」

「…そうじゃねーよ」

「言ったじゃん、最初に…!!女は戦場に立つなって」

「そうじゃねーって…」

「私だって…」

「…っ!!」

「私だって戦える!!」




「いい加減にしろ!!!」

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あきゅろす。
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