白百合の憂い 一部
3
「よぉ優莉、相変わらず大変そうだな」
台所で野菜を切っていると、戸口から声がした
「三郎さん!!」
三郎は鬼兵隊の1人
剣の腕はいまいちだが機械にはとても強いと以前に高杉から聞いていた事がある
「あんな人数の飯作るなんてな」
「まぁもう慣れましたけどね、それより三郎さんも怪我大丈夫ですか?」
三郎は先日の戦で脚を怪我していた
「あぁもう平気だ」
「そうですか!!よかった」
「…なぁ優莉」
「?」
「俺がお手伝いロボットでも作ってやろうか?」
「えっ?」
「優莉は女だから力仕事とか苦手だろ?それにいつも1人だし…」
「…お願いしてもいいんですか?」
「あぁ構わんよ!!」
「…じゃあお願いします!!」
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