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白百合の憂い 一部
2
「鬼兵隊?」
ある時、優莉は高杉と縁側で話をしていた
「なぁに、それ?」
「俺が率いる軍隊だ」
「へぇ」
「今いろんな奴に声掛けてる」
「集まりそう?」
「あァ、好調だ」
「…そっか」
優莉は少しだけ俯いた
「どうした?」
「あっ、何でもない!!ごめんね」
「……」
「私そろそろご飯作るね」
そう言って優莉は立ち上がり、台所へ向かった
「…気のせいか?」
優莉は泣きそうな顔をしていた
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