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白百合の憂い 一部
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「…死なないでね…」
「死ぬかよ」
優莉は寂しげに笑って3人の背中を見送った
「…うっ…!!」
優莉はその場に膝を付いて、泣いた
「…ホントに…すぐ泣くんだな…私は」
優莉が戦場に立ちたかった理由は2つある
1つは3人と共に先生を奪った世界と戦うため
もう1つは
離れた家族と再会できるのではないかという淡い期待
何年も帰りを待ち続けた
帰ってこなくて
不安は募るばかりで
だからもしかしたら
同じ戦場で戦っていたら逢えるかもしれないと
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