白百合の憂い 一部 9 パラパラと半分が吹き飛んでしまった 「うっ…」 優莉は下敷きになりながらも何とか抜け出すことができた 「優莉!!」 呼びかけてきたのは桂と高杉だった 「大丈夫か?」 「うん…なんとか」 そこで銀時やリーダーの安否が心配になった 「ねぇ、銀は?リーダーは?」 「銀時はわからねぇ…ただ…リーダーは…」 そこで高杉は黙ってしまった その意味が分かった時、優莉の目からは涙が溢れた 「優莉…!!」 「何で…何で…!!」 「お前たちの先生が無能だからだ…」 「「「!!?」」」 3人が見上げたものは 黒いマントの男だった [*前へ][次へ#] [戻る] |