白百合の憂い 一部 1 「優莉」 「?」 何時も通り村塾へ行く準備をしていると母が部屋に入ってきた 「なぁに?」 「こないだ優莉を送ってくれた子達いたじゃない?」 「高達のこと?」 「そう、その子達今度うちに連れてきたらどうかしら?」 「!!」 その言葉に優莉はびっくりして立ち上がった 「呼んでいいの!?」 「えぇ」 「やったぁ!!」 優莉は飛んで喜んだ 「今日にでも話してきなさい」 「うん!!じゃあ行ってきまーす!!」 「いってらっしゃい」 優莉は元気に家を飛び出して行った [次へ#] [戻る] |