白百合の憂い 一部
2
「高〜!!」
何時もの様に高杉に掛けていった
「おぉ」
「してきたよ〜♪」
そう言う優莉の頭には簪が刺さっていた
よほど気に入ってくれたらしい
それが嬉しくて高杉は笑った
「似合ってる」
「ホント!?」
「うん」
優莉は笑って喜んでくれた
「優莉」
「あっ!!ヅラ!!」
後ろを見れば桂と銀時が歩いてきていた
「ヅラじゃない、桂だ」
「もう聞き飽きたよ」
「そうか、それより優莉」
「んっ?」
「その簪似合ってるな」
「ホント!?ヅラ」
「あぁ、なぁ銀時」
「んっ?おぉ似合ってるんじゃねーの?」
ダルそうに銀時は言った
それでも優莉は笑ってありがとうと言った
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