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白百合の憂い 一部

その晩


「……」


刹那は既に床についていたが、なかなか眠れなかった


「……」

何の為に戦えばいいのか分からない

何の為に刀を振るえばいいか分からない




刹那は自然と部屋を飛び出していった




ガラッ


「…刹那?」

自然と足が向いた

「……」

「どうした?」




気が付いたら








思い切り高杉に抱きついていた

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