白百合の憂い 一部
6
村塾での授業が終わる
優莉は高杉達と一緒にいるようになった
今は楽しく通っている
「!!」
優莉はふっと横を見た
自分がかつて1人でいた頃に座っていた石段に誰かいた
「(誰だろう?あっ!!松陽先生が言ってた新しい子かな?)」
「おーい!!優莉ぃ!!」
遠くで桂が優莉を呼ぶ声が聞こえる
優莉は石段に座っている子がかつての自分と似ていると感じた
「おい!!優莉!!」
いつまで呼んでも返事がなくイライラしたのか高杉が大声で優莉を呼んだ
「早くこいよー!!」
「あっごめん!!先行ってて!!」
そう言うと優莉は男の子に近付いた
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