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白百合の憂い 一部
5
ガッ
その腕を高杉が掴んだ
「…高?」
ドサッ
急に視界が反転し、刹那は布団の上に押し倒された
刹那が見上げるものは真剣な目をした高杉だった
「本気だっつったらどうする?」
「…えっ?」
いつもの高杉とは違うと刹那は感じた
「刹那…」
高杉は刹那に覆い被さるようにして、耳元で刹那の名を呼んだ
「何?」
刹那はドキドキしながらも次の言葉を待った
「…好きだ」
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