白百合の憂い 一部
8
「大丈夫?」
「アッハッハッハッ〜!!助かったぜよ!!」
その男は自分が死にそうだったというのに、やけにテンションが高い
優莉は少し戸惑っていた
「あなた…なんていうの?」
「わしか?わしは坂本辰馬じゃき!!」
「坂本辰馬?」
「土佐から来たんじゃき!!」
「土佐!?かなり遠いよ!!」
「そこから来たんじゃき」
「へぇ〜」
「おんしは…月光刹那じゃろう?」
「…えっ?」
月光…刹那…?
「いや私は…龍星優莉だけど」
「龍星優莉?いやいやわしらの拠点では、おんしは月光刹那として呼ばれてるぜよ」
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