白百合の憂い 一部
3
「はぁっ…」
「副総監!!」
優莉が息を整えていると、鬼兵隊の一員がやってきた
「どうですか?こちらは」
「大丈夫よ」
「そうですか」
「高は?」
「高杉さんも大丈夫です」
その事を聞き、ホッとしているのも束の間
「黒龍覚悟ォォォォ!!」
「またか…」
「優莉さん…」
「行くよ!!」
2人で天人へ立ち向かう
優莉も立派な鬼兵隊副総監になっていった
「…よし、だいぶ攻撃がやんできたな…今日は引き上げようか」
「はい」
「優莉!!」
遠くから優莉を呼ぶ声が聞こえた
「高!!」
「大丈夫か?」
「私は平気、高は?」
「俺も平気だ」
「そっか」
「…帰るか」
「うん」
優莉と高杉と隊員は静まり返った戦場を後にした
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