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白百合の憂い 一部

周りはざわざわとざわめきだした

無論優莉も驚いていた

「えっ…高…何で急に?」

「高杉さん」

1人の隊員が挙手した

「どうした?」

「優莉さんが鬼兵隊に入るのは構わないんですが、副総監というのは納得しません」

「…理由は?」

「確かに今回は優莉さんのおかげで高杉さんは助かりました。その辺は俺達も感謝してます。でもそれとこれとでは話は別です」

「……」

すると他の隊員も次々と自分の意見を言い出した

「そうです、確かに優莉さんは強いですが、いきなり副総監とは納得いきません」

「第一優莉さんは女ですよ?」

「最初は反対していたのに、何でいきなり…」


「…てめーらは優莉より強ェのか?」

「「!!」」

その言葉を聞いた瞬間、隊員達は黙りこくった

「わかった、いきなりは納得しねェって事だろ?」

「はい」

「だったら全員明日優莉と勝負しろ」

「「!?」」

「もしお前らの中で1人でも優莉に勝つ事が出来たら副総監というのは取り消す。ただし優莉が全勝したら大人しく言う事を聞け。それでどうだ?」

「わ…わかりました」

「それなら納得します」

「それならいい。今日はもう解散だ」

ぞろぞろと隊員達は各自の場所へ戻っていった

高杉は優莉の腕を引いて、自室へ戻った

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あきゅろす。
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