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白百合の憂い 一部
6
ザッ―
俯いていると目の前に影が出来た
優莉は驚いて顔を上げた
ちっちゃい男の子だった
顔が可愛くて、髪の色は黒というより少し紫がかかっている
「お前いっつもここいるけどさ、何してんの?」
その子は急に話し始めた
「…何もしてないよ」
優莉は少し驚いたが普通に答えた
「ふぅん」
「…どうしたの?」
「別に。ただお前いつも1人で寂しくねーのかなって思ってさ」
「……」
「なぁ」
「?」
「あっちで一緒に遊ばねーか?」
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