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白百合の憂い 一部

ザッ―


俯いていると目の前に影が出来た

優莉は驚いて顔を上げた

ちっちゃい男の子だった

顔が可愛くて、髪の色は黒というより少し紫がかかっている

「お前いっつもここいるけどさ、何してんの?」

その子は急に話し始めた

「…何もしてないよ」

優莉は少し驚いたが普通に答えた

「ふぅん」

「…どうしたの?」

「別に。ただお前いつも1人で寂しくねーのかなって思ってさ」

「……」

「なぁ」

「?」




「あっちで一緒に遊ばねーか?」

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あきゅろす。
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