白百合の憂い 一部 3 「おぉぉぉぉ!!」 刀が交じり合い、身を切り裂く音が響く 周りは天人の死体、はたまた仲間の死体と様々だった 中には戦争には関係ない者達の死体も転がっていた この日はいつも以上に天人の攻撃が激しい 「くそっ!!全然減らねぇ!!」 斬っても増え続ける天人の数に銀時には疲れが見えていた 「白夜叉覚悟ォォォ!!」 叫び声がする方を見ると、無数の天人が向かってくる ザシュッ 一瞬にしてそれは動かなくなった 「悪ィな、俺は簡単にやられるような奴じゃねぇんだよ」 血が付いた刀を払う [*前へ][次へ#] [戻る] |