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赤い鳥籠
1
「んっ…」
刹那が次に目覚めたのは同じ部屋で日が傾き始めた頃だった
綺麗に布団がかけられていて服はちゃんと着せられてていた
ゆっくり起きあがると、ずきりと下腹部が痛んだ
もうずっと抱かれているのにこの痛みと情事後の気だるさは慣れない
「…?」
ふっと左腕にちくりと痛みがはしった
左腕を何かされた記憶はないが、恐る恐る覗いてみる
「っ!?」
そこで刹那は言葉を失った
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