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赤い鳥籠

バシンッ






鋭い音と共に意識が覚醒する


右頬がじんじんと痛む




「いった…!!」


「誰が寝ていいっつった?」


「えっ…?」


刹那は何故高杉が怒っているのかがわからない


もう終わったと思っていたから自分は安心して眠った


なのに叩かれて起こされた


「なん、で…終わったって…」


「言った、終わったとは。だがそれは俺が直接与える仕置きだけだ」


「っ!?」


まだこんな地獄のような行為が続くのか


それだけで全身が鉛のように重くなった


「まだ終わりじゃねぇよ…






遊ぼう、刹那」


ゾクッと悪寒に襲われた

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あきゅろす。
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