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赤い鳥籠
10
頭が…脳が…何かで支配される
すべての思考が停止した気がした
刹那が…嫌いって言った?
ふざけるな
「ふざけんなっ!!」
刀を投げ捨てて刹那に近づき、細い首に手をかけた
少しずつ力を入れれば、刹那からはくぐもった声が漏れる
「だったら…お前なんか死んじまえ…」
「あっ…うぁっ…」
「俺に愛されたまま死ねよ、そんであの世で後悔しろ…愛さなくてごめんなさいってよォ!!」
嗚呼
俺達は
愛しすぎた
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