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赤い鳥籠

グサッ



「!!」



刹那を覆うように庇う姿




それは刹那の母親だった





「!!、お母さん!?」

「優莉…」

「!!」

「あなたは…あ、の人を…一番、よく…知っていますよ…」

「えっ?」

「あの人の…優しさも…痛みも…寂しさも…」


そこまで言って母親は崩れ落ちた


それと同時に刹那が俺を見た


そして驚いた顔をして呟いた




「…高…!?」

「…そうだ」

「…んで」

「?」


「何でこんな酷い事するの!?私…そんなに…悪い事した!?」


すべてを思い出した刹那は叫んだ


そして思いがけない一言を叫んだ



「うっ…高、なんか…!!」


「?」
















「高なんか大っ嫌いっ!!!」

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あきゅろす。
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