[携帯モード] [URL送信]

風の残像

しばらく走り続け

「あっ…!!どうしよう…!!」

自分がとんでもないした事に気づき、急いで戻ろうとすると

「あれ〜?おねーさん、1人?」

「!?」

何人かのガラの悪いホストに前を塞がれた

「すげー胸でけー」

「可愛いじゃん」

「よかったら遊ばない?」

「…!!」


どうしよう


どうすればいいんだろう


始めてこんな街にでてきたからどうしたらいいかわからない


「あ…あの…け、結構です…」

「そんなかたい事言うなよ〜」

1人が麗奈の片腕を掴んだ

「やめてください!!離して下さい!!」



「おーい」

「!!」

その時けだるそうな声が響いた


「嫌がってるお嬢さんにこんな寄ってたかって…お前らデリカシーの欠片もないんですか?コノヤロー」

「なんだ、てめぇ!!」

「…!!」

「俺?」



フッと風が舞った



「ただのサラリーマーン♪」

ドシャッとホスト達は倒れた

[*前へ][次へ#]
[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!