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風の残像

その日の夜


ドレス姿のまま麗奈は










1人静かに屋敷を出た












「はぁ…ホントに…出てきちゃった」


もうしばらく走っただろう


辿り着いた場所は歌舞伎町

夜なのに華やかなネオンに囲まれている


「すごい…夜なのに…」

始めて見る未知の世界に麗奈は自然と目が輝いていた


しかしこれから先どうすればいいのだろう


行くあてもなく逃げ出してきた


念のため自分の通帳と携帯は持ってきた


「どうしよう…」

うろうろと歩きまわっていると


ドンッと誰かとぶつかった

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あきゅろす。
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