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風の残像

高杉が部屋に入ってくると同時に土方は去っていった


「…何しに来たんですか?」

「1人寂しそうかと思ってよォ…遊びに来てやったぜ」

「悪いけど帰って、私あなたと話したくない」

そう言い放つと高杉は喉を鳴らして嘲笑った

「お前よォ…まだ俺がお前の処女奪ったの根に持ってんのかァ?」

「…どうでもいいでしょ。私パーティで疲れたの、帰って」

「今日は不機嫌だな…また来る」


二度と来るな、バカ


心の中で呟いた








「……」

もう嫌だ

決められた人生なんて嫌だ







自分の人生よ

死んだら二度と私ではいられなくなるのよ



決めた




私ここをでる




そして




外を知るんだ

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あきゅろす。
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