風の残像
2
「友達、ですか?」
ある日の夕ご飯時
銀時が今週末、会社の同僚を連れてくるという話を聴いた麗奈は少し驚いていた
「友達っていうか、同僚と部下と社長ね」
「その人達がここにくるんですか?」
「そういうこと」
「へぇ…」
「まぁお前はいつもどおりにしててくれていいから、そんなに緊張することねぇよ」
「はい…!!」
「?どうした?なんかやけに嬉しそうじゃね?」
「…少し…銀さんと久坂さん以外の人と話したことないから」
「そうか…麗奈の料理でも出してやったら喜んでくれるんじゃねぇの」
「頑張りますね!!」
まだ木曜日だというのに麗奈はとても嬉しそうな顔をしていた
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