風の残像
7
「でもいつかは話すつもりです」
「そうか…あんま遅すぎんようにな」
「はい」
それからは久坂が上京してくるまでの大阪での話で盛り上がり、気がつけば時計は10時になっていた
「あぁ〜もうこんな時間か」
「あっ、長居してすいません」
「あっ!!そうや」
「?」
「これから銀時おらんときように料理教えちゃる、そしたらいろいろ作ってやれるやろ?」
眼鏡越しにウィンクする久坂
「いいんですか?」
「かまへんよ、俺昼暇やし」
「ありがとうございます、よろしくお願いします」
麗奈は御辞儀をして、さっそく久坂から料理を教えてもらうことになった
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