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風の残像

銀時の隣の部屋の久坂はモノトーンを基調としたシンプルな部屋だった

寝室のクローゼットにはたくさんのスーツが並べられている

「なんか嫌いなもんとかあるか〜?」

「いえ特には…」

「じゃあ今作ったるからその辺座っててな」

麗奈は言われた通り、リビングにあるソファに腰掛けた

「テレビとか勝手に見てええよ」

「あっ、はい…」

適当にチャンネルをかけて久坂の料理を待った





「できたよー」

声がして麗奈はキッチンに向かった

「わっ…!!」

食パンを焼いたものとスクランブルエッグだった

「すごいですね〜」

「これくらいだったら誰でも出来るで」

「すごいなー」

「ちょっと牛乳とか持ってくから先にそれ運んどいてくれるか?」

「はい!!」

麗奈は言われた通り、食パンなどが乗った皿2枚をリビングのテーブルに運んだ

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