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風の残像

微かに残る銀時の香りに頬笑みながら麗奈は朝食をとるためにキッチンに向かった

「あっ…」


しかしキッチンに向かって立ち止まる


「私…料理したことない…」


思い返せば料理は今までコックが作ってくれていた

自分で作ったことなんか一度もない


「どうしよう…」

電話したいが銀時の携帯番号もしらない

第一この家に固定電話がない

「一人暮らしだもんな…」

知り合いなんか1人もいない


「あっ…!!」


『何か分からない事があったら久坂に聞け』



「久坂さんに聞けばいいんだ!!」


久坂は隣の部屋に住んでいると聞いた麗奈は早速久坂の部屋へ向かった

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あきゅろす。
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