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風の残像

「あの…お風呂ありがとうございました」

「おぉ、いいって」

「Tシャツもありがとうございます…ちょっとキツイですけど…」

「あぁごめん…」

麗奈の胸は大きくて、Tシャツが横長に伸びてしまっている

それを見てしまった銀時はテレビもつけっぱなしで麗奈に近づいた

「あの…どうかしましたか?」

「いやーすげー可愛いなーって思って…つか胸でかくね?」

「えっ!?」

「マジ銀さん理性押さえきれないんだけど…」

真っ赤になっている麗奈の腰に手をまわして、唇に近づく

「……」

そこで麗奈の異変に気がついた

「…あの…どうしました?」

「やめやめ」

「えっ?」

「麗奈震えてる」

「…!!」

「つか初対面に近いのにいきなり手出すのは悪いしな」

「……」


あの人と違う


一瞬思った麗奈だった

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